気温20度でちょうどいい寝袋って?夏向けのおすすめモデルや選び方についても解説!

寝袋20度
目次

寝袋の種類や特徴について

寝袋の種類は2つ

寝袋は主に以下の2つの種類に分類されます。それぞれの特徴を理解することで、使用目的や環境に合った寝袋を選ぶことができます。

  • マミー型:その名の通りミイラ(マミー)のように体にぴったりとフィットする形状をしています。このタイプの寝袋は保温性が高く、冬の寒冷地キャンプや登山に最適です。

    頭部までカバーできるフードが付いており、熱を逃がさない構造になっています。密閉性が高いため、寒い環境でも快適に過ごせますが、動きにくさがデメリットです。
  • 封筒型:広げると四角い形をしており、自宅の布団のような感覚で使えるのが特徴です。動きやすさがあり、暑い季節や3シーズン(春、夏、秋)に向いています。

    ただし、保温性はマミー型に比べて低く、冬の寒冷地での使用には不向きです。

快適温度と限界温度の違い

快適温度とは?

快適温度とは、その寝袋で快適に眠ることができる温度を指します。メーカーによって基準が異なることもありますが、基本的にはその温度帯であれば装備を追加することなく快適に過ごせる温度です。

限界温度とは?

限界温度は、その寝袋で生存が可能な最低温度を示しています。この温度では快適に眠ることはできませんが、適切な装備や工夫をすることで眠ることができます。寝袋を選ぶ際には快適温度を基準に選ぶことが重要です。

温度帯20度の寝袋選び方

使用シーンに合わせた選び方

夏キャンプ向け

夏のキャンプでは通気性がよく、比較的軽量な寝袋が最適です。

20度の寝袋は、夜間でも気温が高めの地域や季節に適しています。湿度の高い場所では速乾性のある素材を選ぶと快適です。

登山向け

登山では、軽量でコンパクトに収納できる寝袋が求められます。20度の寝袋は、夏山登山や低山での使用に適しています。ダウン素材の寝袋は、軽量で保温性も高くおすすめです。

素材の選び方

ダウン vs. 化繊

ダウンは保温性が高く、軽量でコンパクトに収納できるため、寒冷地や登山に向いています。

ただし、水に弱く濡れると保温性が著しく低下するため、防水対策が必要です。

化繊

価格が比較的安く、メンテナンスが容易です。濡れても保温性を保つため、湿度の高い場所や予算を抑えたい場合に適しています。重量があるため、軽量さを求める場合には不向きです。

寝袋のサイズの選び方

身長に合った寝袋の選び方

寝袋を選ぶ際には、自分の身長に合わせたサイズを選ぶことが重要です。一般的に自分の身長よりも5~15cmほど大きいサイズを選ぶと、足元に余裕ができて快適です。

パッキングサイズと重量

寝袋の収納サイズと重量も選択の重要なポイントです。特に登山や長距離のキャンプでは、軽量でコンパクトに収納できるものが便利です。パッキングサイズが小さく、持ち運びが容易な寝袋を選びましょう。

次の章では、より具体的な寝袋の選び方について詳しく解説します!

おすすめ寝袋 20度モデル

寝袋の選び方を理解したら、次は具体的なおすすめモデルを見ていきましょう。ここでは、コストパフォーマンスの高いモデル、軽量で持ち運びに便利なモデル、高機能・高性能モデルの3つのカテゴリーに分けて紹介します。

コストパフォーマンスの高い寝袋2選

コストパフォーマンスが高い寝袋は、品質と価格のバランスが優れており、初めて寝袋を購入する方や予算を抑えたい方に最適です。

おすすめアイテム1.『Naturehike Ultralight Sleeping Bag』

20度前後の使用に適した軽量でコンパクトなモデル。中綿に高品質の化繊を使用しており、保温性と通気性に優れています。

おすすめアイテム2.『Coleman Brazos Cold Weather Sleeping Bag』

快適温度が20度前後で、初心者にも使いやすい封筒型寝袋。耐久性の高いポリエステル素材を使用しており、洗濯機で洗えるためメンテナンスも簡単です。

軽量で持ち運びに便利な寝袋2選

軽量で持ち運びに便利な寝袋は、バックパッキングや登山に最適です。コンパクトに収納できるため荷物を減らしたい方におすすめです。

おすすめアイテム1.『SEA TO SUMMIT Spark Sp0』

幅広い温度帯で使用可能な超軽量ダウン寝袋。わずか340gと非常に軽量で、収納サイズも小さいためバックパッカーに最適です。ダウンの保温性が高く、寒冷地でも安心して使用できます。

おすすめアイテム2.『Marmot Trestles Elite Eco 20』

Marmot マーモット 寝袋 Trestles Elite Eco 20 ユニセックス

化繊中綿を使用した軽量モデル。約1kgと軽量でありながら保温性も高く、持ち運びに便利なコンプレッションサックが付属しています。環境に配慮したリサイクル素材を使用している点も魅力です。

高機能・高性能な寝袋2選

高機能・高性能モデルは、最新の技術を駆使して作られており、過酷な環境でも快適に過ごせるよう設計されています。プロフェッショナルな用途や長期間の使用に最適です。

おすすめアイテム1.『Western Mountaineering Caribou MF Sleeping Bag: 35F』

高品質な850フィルパワーダウンを使用した高性能モデル。軽量でコンパクトに収納でき、耐久性も高いです。20度の使用に最適で、幅広い環境に対応できます。

おすすめアイテム2.『NEMO Disco 15』

独自のスプーン型デザインで快適性を追求したモデル。内部に十分なスペースがあり、寝返りも楽にできるため快適な睡眠を叶えます。撥水性のあるダウンを使用しており、湿気にも強いです。

寝袋のメンテナンスと保管方法

寝袋を長持ちさせるためには、適切なメンテナンスと保管が重要です。ここでは、正しいメンテナンス方法と長持ちさせるためのポイントについて解説します。

正しいメンテナンス方法

洗濯の方法

寝袋は定期的に洗濯することで、清潔さを保ち性能を維持することができます。化繊寝袋は洗濯機で洗えるものが多く、ダウン寝袋は専用のダウン用洗剤を使用して手洗いするのが基本です。

保管の方法

使用後は寝袋を完全に乾燥させてから保管します。圧縮袋に入れたまま保管すると中綿が潰れてしまうため、広げて通気性の良い場所に保管するのが理想です。

長持ちさせるためのポイント

使用後のケア

キャンプや登山から帰ったら、寝袋を広げてしっかり乾燥させます。汚れが気になる場合は、部分的にスポットクリーニングを行います。

修理とメンテナンスの頻度

定期的に寝袋の状態をチェックし、破れやほつれがあれば早めに修理します。ジッパーの動きが悪くなった場合は、専用の潤滑剤を使用してメンテナンスを行います。

よくある質問とトラブルシューティング

寝袋の使用に関するよくある質問やトラブルへの対策を紹介します。

寝袋が暖かく感じないときの対策を知りたいです。

寒いと感じる場合は、寝袋の中にインナーシュラフを使用すると保温性が向上します。シルクやフリース素材のインナーシュラフがおすすめです。

また、寝袋の中で適切な服装をすることも重要です。保温性の高いアンダーウェアやウールの靴下を着用することで、体温を保持しやすくなります。

寝袋のジッパーを噛まないようにするには?

ジッパーの噛み込み防止機構があるか確認しましょう。布が噛み込むのを防ぐことで、ジッパーの故障を防止します。

もし、ジッパーが壊れた場合は専門店で修理するか、DIYで修理することも可能です。ジッパー交換キットを使用すれば、簡単に修理できます。

まとめ

この記事では、20度対応の寝袋に関する基本情報、具体的なおすすめモデル、そしてメンテナンス方法について詳しく解説しました。

キャンプや登山で快適に過ごすためには、使用シーンや素材、サイズに合った寝袋を選ぶことが重要です!

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