なぜキャプテンスタッグは
ダサいと言われてしまうのか?
“鹿番長”の愛称で多くのキャンパーに親しまれている『キャプテンスタッグ』初心者からベテランキャンパーまでお世話になっている人も多いのでは?
しかし、悲しいことにSNSやネット上では度々”ダサい”と話題になることも。ここではダサいと言われてしまっている主に4つの理由について徹底解説します!
1.他ブランドよりも値段が安いから
“安いけどちゃんと使える”はキャプテンスタッグの魅力の1つでもあります。しかし、安いがうえに”実際に安っぽい”と勘違いしてしまうキャンパーが多い様子。
キャプテンスタッグは確かに安価ではありますが、その価格内で実現できることは全て行なっています。例としては二次燃焼する中型サイズの焚き火台が約5,000円(相場は約8,000〜15,000円)で買えるという破格のプライスです。
2.ホームセンターでも買えるためレア感が低いから
近年のキャンプブームにより、キャンパーの誰しもがサイトで被らないアイテムを欲するようになりました。
そこで白羽の矢が立ったのが、所謂“ガレージブランド”です。ハンドメイドのクラフト感だったり、こだわりのデザインと機能が味わえるガレージブランドの多くは、新しいアイテムが出るたびに公式オンラインショップは瞬殺。
モノによっては転売騒動になることもしばしば。そういったガレージブランドのアイテムは所有欲を満たしてくれることも多く、ホームセンターでも買えるキャプテンスタッグのアイテム=レアじゃないからダサいと言われてしまうようになりました。
3.なんとなく初心者っぽいイメージがあるから
キャンプを始めたての頃、「何を買えばいいのか分からないし、続くかも不安」のような感じでキャプテンスタッグのアイテムをとりあえず買っていたという人も少なくないのでは?
今日では、それが災いしてどうもキャプテンスタッグ=初心者御用達で垢抜けないというイメージになっているようです。
4.デザインよりも機能性を重視しているから
キャプテンスタッグのプロダクツは、デザインよりも機能的であるか、長く使える品質なのかを優先して設計されている場合も。
例としてはステンレス製のテーブルは、ヘアライン加工以外は施しておらず無骨な雰囲気です。これは安さと耐久性に重き置いているからでしょう。
しかし、そういった生真面目さがやはり垢抜けないイメージに繋がってしまっているようです。
【結論】
キャプテンスタッグはダサくない
むしろ玄人感があって渋い!
結論ですが、キャプテンスタッグは”ダサくありません”
確かに華美なデザインや装飾はありませんが、質実剛健な”道具としてのタフさ”があります。一部の金物アイテムは、未だに本拠地である新潟県は三条市で製造されており、高い品質と評価を誇っています。
【編集部厳選】
本当に使えるキャプテンスタッグの
アイテム11選!
ここからはアウトドア業界で千差万別のギアを見てきた編集部が、キャプテンスタッグの膨大なラインナップの中から「これは使える!」と思ったモノを紹介します!
特に、金物アイテムはベテランキャンパーでも愛用しているモノもあるので要チェックです!
1.キャプテンスタッグ ファイアブーストストーブ UG-82
編集部内でも愛用者がいる『ファイアブーストストーブ』は台形型の二次燃焼焚き火台で、二次燃焼による高火力の恩恵で煙やニオイの少なさが特徴です。
内側の側面には穴が並んでおり、二次燃焼が始まると、この穴から炎が吹き出します。
開口部に向かって絞られるシルエットになっているので、クッカーやスキレットを使った薪料理がしやすくなっています。専用の収納バッグが付属しているので携行性も◎
二次燃焼による高火力と煙の少なさがポイント!服に匂いが付きづらいのが個人的には嬉しいです。
地面との距離が近いので焚き火シートなどで工夫しましょう。
2.キャプテンスタッグ ヘキサステンレスファイアグリル M-6500
“ヘキサ”の名前通り、六角形のパネルが特徴的な大型の焚き火台。六角形が外に広がっていく形状をしているので、人数が多くても暖がとれ、焚き火を楽しめます。(推奨は4~6人)
6枚のパネルを分解・折りたたみ可能なので収納時はかなり薄くコンパクトになります!また、分解できるので洗浄も簡単。こまめに焚き火台を洗いたい人からの評価が特に高いです!
サイズ感が1回り小さい、Mサイズもラインナップされています。そちらはソロ〜デュオキャンプ向けです。
グルキャンに持って来たら間違いなくヒーローですね!薪だけではなく、炭を使ったBBQにも対応しています。
3.キャプテンスタッグ カマドスマートグリル B5型 UG-42
ソロ&ロースタイルキャンプでの金字塔的な焚き火台が『カマドスマートグリル B5型』2024年1月現在、Amazonでのレビューが約2,600件とキャンパーからの高評価が伺えます!
底の高さを3段階で調節可能で、高さによって薪や炭を最適な位置に配置できます。かまどのように囲いのある形状なので、風に左右されづらく、輻射熱効果があるのも見逃せません。
さらにソロ向けなB6サイズもあります!
4.キャプテンスタッグ ヘキサ火起しストーブ UG-0007
初めて見たときは「上手いこと考えるな〜」と思ったのが『ヘキサ火起しストーブ』です。チャコールスターターの通気する構造を活かして、ロストルと土台を追加することで焚き火台としての機能も備えています。
五徳も付属するので、クッカーを置いての調理にも適しています。
地面までの高さが確保されているので地面を痛めづらいのもポイント。焚き火台としてはソロ向きですね
5.キャプテンスタッグ スマートストーブデルタ UG-46
キャプテンスタッグの中でも最小クラスの焚き火台が『スマートストーブデルタ』一辺あたり約17cm、重さ約290gとまさにUL的なソロ用焚き火台です。
そのサイズ感ゆえに燃料はバトニングした薪or小枝となるので、ブッシュクラフトやバックパックでのミニマルなキャンプスタイルが好きな人におすすめです!
場合によっては1,000円台で購入できる場合も!グルキャン時のサブ焚き火台としても◎
6.キャプテンスタッグ クレセントドームテント M-3105
キャプテンスタッグはテントも名作揃い。『クレセントドームテント』は長年に渡って愛される3人用テントです。テントと言われてイメージするのはこの形なのでは?と思うくらい馴染みのあるシルエットです。
通気性と防水性の両立を念頭に置いており、前後の出入り口は大型かつ1mmの細かいメッシュが張られています。フライシートも雨の多い日本の気候に合わせて地面スレスレまで覆うフルサイズのものが用意されています。
子どもの頃、家にあったという方もいるのでは?ちなみに自分はありました笑
7.キャプテンスタッグ トレッカーソロテントUV UA-40
隠れた名作が多いと評価される、”Trekker”レーベルからは『トレッカーソロテントUV』をご紹介。フライシートには防水だけじゃなくUVカット加工を、インナーテントには通気性を維持する撥水剤を施した本気スペックのソロテントです。
インナーのサイドウォールをメッシュにすることで通気性UP&軽量化。重さも約2kgと、安価ながらもテント泊登山にも持って行ける品質が特徴です。
ベンチレーションは開閉式なので幅広い気候に対応します。ただしメッシュの面積が多いので結露にはご注意を!
8.キャプテンスタッグ インフレーティングマット UB-3005
インフレーターマットの価格破壊とも言えるのがこちらのアイテム。インフレーターマットは通常、5,000〜10,000円程度が相場ですが、キャプテンスタッグのこちらはなんと半分の2,000円台で買える場合がほとんど!
安いだけあってかマット自体の厚さもやや薄め。とはいえ、厚さ2.5cmと必要最低限は確保しているのは評価ポイント。インフレーターマットを試してみたい、あるいはサブで欲しいという方におすすめです。
秋冬は断熱性がやや心許ないですが、下に銀マットを敷けば解決!
ちなみに本誌編集長も愛用しています
9.キャプテンスタッグ バンブーユニットロールテーブル UC-585
軽量コンパクトなローテーブルとして一世を風靡した『アルミロールテーブル』の変わり種ver.がこちら。天板の一部に竹素材を天板に使うことにより、アルミロールテーブルよりも大人っぽい雰囲気に仕上がっています。
竹、アルミのパーツともに樹脂コーティング済みで、高い耐候性を誇ります。また、通常モデルよりもパネルの枚数が増えたことでサイズ感もアップ。メインのテーブルとしてより使いやすくなりました。
いい意味でキャプテンスタッグっぽくない雰囲気抜群のデザインで、私物として欲しくなります!笑
天板は竹素材なので熱いモノを置かないように注意。
10.キャプテンスタッグ オーリック小型ガスバーナー M-7900
機能性に特化した設計と言っても過言ではない『オーリック小型ガスバーナー』ガスを出して点火装置を押すだけという非常にシンプル造りです。大型の五徳も特徴で、ケトルなどのやや大きめなクッカーでもグラつかずに乗せることができます。
ディスカウントストアなどでは3000円代で購入できる場合もあり、初心者からベテランのサブまで幅広いキャンパーに愛されています。
キャプテンスタッグ版ジュニアコンパクトバーナーといった印象。
分解できるので登山での使用もおすすめです!
11.キャプテンスタッグ CSポータブルウォームライト UK-4068
『CSポータブルウォームライト』は意外と少ないUSB Type-Cで充電可能なLEDランタンです。最大180ルーメンの明るさで、連続使用可能時間は7~14時間と十分以上のスペック。
これ1つでメインは難しいですが2つ使用したり、大型ランタンのサブライトなど幅広い使い道のある”いぶし銀”なアイテムです。
収納袋がシェードになったり、マグネットでテントやタープの天井に吊るせたりと、まさにアイデア商品です!
キャプテンスタッグは
間違いのない品質のアイテムが多い!
いかがでしたか?垢抜けないイメージもあるキャプテンスタッグですが、モノは間違いのないものが多く、道具として長く使える品質を誇っています。
ダサいということはありませんので、気になるアイテムがあったらぜひチェックをしてみてください!
Mokka Gorpでは他にも役立つアウトドア/ライフスタイルの記事を更新しているので、ぜひチェックをお忘れなく!