- ナンガには封筒型シュラフも
ラインナップされている - 防水性や保温性が高いモデルもあり秋冬キャンプにも対応している
- 封筒型シュラフはレイヤードなどで性能の底上げができる
実はナンガにも封筒型シュラフは
ラインナップされている
秋冬シーズンになるにつれ「より暖かい寝袋が欲しいな〜」と考えるのはキャンパーあるある。秋冬用にラインナップされているシュラフはマミー型がメインになってきます。
でも実は「封筒型シュラフの方が寝やすくて好き」という方も以外と多いのでは?保温力の高いマミー型を数多く取り揃えているイメージのナンガですが、封筒型も展開されているんです!
そこで今回は、ナンガのシュラフの特徴と封筒型シュラフのメリット・デメリットについて解説します。
【高品質にはワケがある】
ナンガのシュラフ3つの特徴
特徴1:こだわりの高品質素材
ナンガ(NANGA)の製品には高いフィルパワー(FP)を持つ高品質なダウンや生地が採用されています。
シュラフの要であるダウンは、三重県にある「河田フェザー」にて細心の注意を払って洗浄加工されています。大自然からもたらされる「超軟水」を使って洗浄することで風合いを保ちながら、ダウンの不純物と臭いを取り除きます。
シュラフの表生地も肌触りのいい滑らかなナイロンorポリエステルが使用されています。
特徴2:幅広い温度に対応している
ナンガのシュラフは雪山、低地のキャンプ場など様々なロケーションに対応するために幅広くモデルを展開しています。
封筒型シュラフもマミー型と比べると、モデルは少ないですが複数の温度帯のモデルがラインナップされています。
特徴3:高いデザイン性と快適性の両立
ナンガのシュラフは所有欲を満たす高いデザイン性も魅力の1つ。定番のダークカラーだけでなく、時にはビビットなカラーで登場するモデルもあります。
また、快適な睡眠をサポートする設計がされており、暗いテント内でも噛みづらい蓄光仕様のジッパーや、結露などでダウンの濡れを防ぐ防水素材「オーロラテックス」など随所に工夫が凝らされています。
【よく吟味しよう】
封筒型シュラフのメリット・デメリット
封筒型シュラフの2つのメリット
1.ゆったりと快適な寝心地
封筒型シュラフはマミー型と比べ、 シュラフ内部のスペースが広く設計されています。そのため、就寝時の圧迫感が少なく、寝返りも簡単に打てるので寝袋で寝慣れていない方にもおすすめ。
足元のスペースも広く取られているため、湯たんぽやカイロも入れやすいという利点も。
2.幅広いシーズンで使える利便性
封筒型シュラフはサイドにダブルジッパーが施されている場合が多く、寝袋内部の熱や湿気の放出が簡単です。
また、肩部分にはドローコードが付いているモデルもあるので冷え込む際は絞って、冷気をシャットアウトできます。
封筒型シュラフが1つあれば幅広いシーズンでキャンプを楽しめますよ!
封筒型シュラフの2つのデメリット
1.コンパクトに収納するのは難しい
マミー型シュラフよりも広々とした寝心地の裏返しとして、封筒型シュラフはコンパクトに収納できるモデルが少ないです。
封筒型の方がマミー型に比べて必要な生地面積が広く、形状も肩から足元まで同じシェイプ(マミー型は足元に向かって細くなる)というのが主な要因です。
もし登山など、携行性を求められる場合はマミー型シュラフをおすすめします。
2.保温力が物足りなくなるケースもある。
基本的に寝袋の形状を問わず、しっかりと対応した温度帯のモデルを選んでいれば寒くて眠れないという場面は少ないです。
しかし、急な雨や降雪で天気予報よりも冷え込んでくるというケースもあります。その際、封筒型シュラフは肩より上が露出しているので、人によっては寒さを感じる場合もあります。
【編集部おすすめ!】
ナンガの封筒型寝袋4選
ここでは編集部がナンガのシュラフラインナップから厳選した4つのモデルを紹介します。どれも秋冬のキャンプに対応できる温度帯のモノになっています!
またナンガの寝袋は基本的には、日本国内の工場で1つ1つ丁寧に作られており、仕立てのよさも魅力です。
1.ナンガ オーロラライト600DX 封筒型
ナンガ独自の軽量防水素材である「オーロラライト」を採用した封筒型シュラフ。600gとふんだんに詰められたホワイトダックダウンも相まってフラッグシップと呼ぶに相応しいモデルです。
快適温度も−4℃とテントやインナーの組み合わせ次第では、厳冬期の冬キャンプも乗り切れるスペック。
ソリッドなブラックの表地とコントラストをなす、ビビッドな赤がクールで所有欲をくすぐりますね!
2.ナンガ オーロラ レクタンギュラーダウンバッグ800
「寝心地」にフォーカスされて作られた封筒型シュラフ。一般的な1人用寝袋と比べて、横幅がワイドに取られているので、寝返りが打ちやすく、まるで羽毛布団のように眠れます。
「オーロラ レクタンギュラーダウンバッグ800」同士は連結可能なので、パートナーや家蔵とのキャンプでも活躍間違いなし。
使用されるダウンはナンガ独自の高品質リサイクルダウンを用いており、サスティナブルなのも見逃せないポイントです!
3.ナンガ ラバイマバッグ S 600
ゆとりのある封筒型シュラフの防寒性を強化するためにフードを取り付けたモデル。
寝袋上部とドラフトチューブには650フィルパワーのホワイトダックダウンが600g封入されており、自重で潰れやすい下部は化繊中綿に切り替えられています。
化繊中綿に切り替えることでシュラフのロフトを維持し、身体の前面を暖かなダウンで覆うことができます。
4.ナンガ オーロラ スクエアフット 600 STD
ナンガの定番であるオーロラシリーズの機能性はそのままに、封筒型寝袋のシルエットを取り入れることで寝心地の向上を図ったモデルです。
「封筒型シュラフだと真冬が心配…」という方に特におすすめですね!
こちらも定番の650フィルパワーのホワイトダックダウンが600g封入されています。
【さらに1ステップ!】
封筒型シュラフの性能アップ
1.レイヤードを工夫する
封筒型シュラフはマミー型と比べて、肩より上が露出しているので場合によっては寒さを感じやすいです。
ニットキャップを被って就寝する、フリースや薄手のダウンジャケットといったミドルレイヤーを着込んでから寝袋に入るなど、レイヤード自体の防寒性を底上げすることでシュラフのポテンシャルを最大限発揮できます。
2.インナーシュラフを活用する
フリースやウールなど保温性が高いインナーシュラフを活用することで、寝袋内の温度を高い状態で保てます。
また、インナーシュラフを使用することで汗や湿気の影響をダウンが受けづらくなるので、シュラフの劣化を防ぎ、長く愛用できることに繋がります。
ナンガの封筒型シュラフで
秋冬もキャンプを楽しもう!
高機能なシュラフが1つあれば、キャンプを年中無休で楽しめます。
シュラフの使用後は風通しのよい場所で干すなど、長く愛用するためのメンテナンスもしましょう。
Mokka Magazineでは他にも役立つアウトドア/ライフスタイルの記事を更新しているので、ぜひチェックをお忘れなく!